読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Another Tempest

孤独な風来坊である管理人が、さまざまな物事に勝手気ままなことを言いながら、エンタメ情報を発信するブログです

HSPという概念について

 

 こんにちは。管理人(編集長)です。
 少し前に読んだ本のなかで、こんなものがありました。
 
 イルセ・サン『鈍感な世界に生きる 敏感な人たち』

  

  これはHSPという特性を持った人間について書かれた本なんですが。
 
 HSPとは……


 Highly Sensitive Person の略称で、生得的な特性として、高度な感覚処理感受性をもつ人のこと。共通して見られる特徴として、大きな音・眩しい光・強い匂いのような刺激に対して敏感であることが挙げられる。HSPはしばしば、豊かで複雑な内的生活を送っているという自覚をもっている。物事に対して容易に驚き、短い時間にたくさんのことを成し遂げるよう要求されると混乱するという性質を持つ。(Wikipedia参照)

 

 ということらしいです。


 つまり、一般よりいくらか敏感な気質を持ち、感受性の強い繊細な人のことを示しているようです。
 90年代にアメリカのエレイン・N・アーロン博士(写真で見ると優しげな顔立ちの女性でした)が提唱した概念みたいですね。
 漠然と考えるなら、皆と同じように社会を生きていて、でも自分は周りと比べて何か余分に生きづらさを常に感じている……と思える人は、当てはまる方が多いんじゃないでしょうか。
 
 私がこの概念を知って興味を持ったのも、自分にそういう傾向があると思ったからです。その折に、偶然この本を見つけて手に取りました。
 日本に限らず世界中で、人間社会における価値観は未だにマッチョな固定観念に支配されていると感じます。人間はひたすらに強くなければならない(とくに男性は肉体的・精神的にもマッチョさを求められる)、いちいち物事に敏感で臆病なのは悪いことだ、皆が皆おなじ場所に立っておなじ姿勢をもって物事に取り組まねばならない、というような……。
 たしかに、大半は女性より男性の方が腕力が勝るのだから率先して守らねばならない時があるだろうし、自分に甘えていつまでも殻に閉じこもっているような状態はよくないとか、そうした言い分の一部に理解を示せる気もするんですが。決して悪い面だけではないはずです。でも反面、みにくい集団性というか……無駄に一致団結を唱える盲目的な精神論は、至極厄介だなと感じます。
 端的にいって今の社会では、人よりも繊細で温厚そうな人間というのは見下されがちですよね。もちろん学校や職場など、なんらかのフィールドで能力を発揮できれば、それが認められて一目置かれるという評価が得られて、瑣末な問題は払拭されたりもするんですが。
 ただ普段の日常を過ごす中では、結局のところ、そうした偏った姿勢が社会のネックにもなっているんじゃないかという気がします。つまり、声の大きいものが勝つ、という風潮が未だに世の中にしつこく定着しているせいで、それが世間の空気をギスギスさせている要因となっているのではないかと。少なくとも私個人は、そう考えたりします。
 そんな中で、やはりある種の神経質さを持って生まれてきた人間というのは、気後れして、どこか劣等感を悟らざるをえないわけなんですよね。周りと同じように生きられない自分は駄目なやつなんだ……というふうに責め苛んだりして。
 だけど、それを一概に自分の弱さだと捉えるのは間違いなんですね。人にはやっぱりそれぞれ生まれ持った気質というのがあって、他人の感覚・それに伴う思考や価値観を完全に理解しようなんてことは土台無理な話です。もしそれを可能にしようと思ったら、相手と同じ条件に生まれついて人生を生きてみなくちゃならないわけですから。実際、自分と他人の目で見る景色というのは驚くほど違っているはずです。想像してみただけでも。人との会話やコミュニケーション、世の中に存在する表現としてのあらゆる創作物に触れても、そう感じられます。その事実をないがしろにして、簡単に人をわかったような気になることが多いから、余計な軋轢が増えるんじゃないか……とも思います。


 少し話が少し逸れましたが。


 人よりいくぶん繊細で、生きづらさを抱えながら日頃このめまぐるしい社会を生きている人が、この本を読んでHSPという概念を知ったら、少しは気分が楽になるかもしれません。
 それが単に自分の弱さでなくて、生まれ持った特性(個性)なんだと理解できたら、生き方がある程度変わったりすることもあるんじゃないでしょうか。私はこの本を読む前にHSPの概念を知ったのですが、多少なりとも生きる方向性のようなものが修正されました。もちろん良い方向に。


 ただ、これが怠惰の理由とかになってしまうと危険ですよね。自分に対する甘えというのは、やっぱり際限がないものですから。経験上、そう思います。HSPの概念が教えてくれたことは、自分をうまく労わること、になるのかもしれません。そんなに周りの価値観に合わせて無理しなくてもいいんだよ、もっと本当の自分を大切にするべきだよ、というメッセージ。
 まずインターネットでHSPについて自分で調べてみるのもいいですが、興味のある人は読んでみるといいかもしれませんね。
 
 では、また。
 
 

書籍のススメ 〜 小説入門におすすめの8選 編 〜

 

 

 書籍のススメ ~ 小説入門におすすめの8選 編 ~

 

 
 現代では読書文化の衰退が嘆かれていますが、新しい世界を求めて文学作品に手を伸ばす若者もきっとまだまだいるはずです。世の中には実にさまざまな分野の名著が数多く存在しており、そこには自分の想像の範疇を超えた目からウロコな内容が綴られていることもしばしば……。ぜひとも「これは自分のために書かれた本だ!」という運命の一冊に出会ってほしい。管理人もささやかながら、そう願っています。
 今回は、どちらかというと読書が苦手な人にオススメできる文学作品を選出してみました。また管理人なりに、これは若者向けだと思えるものを中心に。人気作を考慮したりもしたので、一度くらい見聞きしたことのある作品が並んでいるかもしれません。どれも比較的とっつきやすく楽しみやすいものを意識したつもりです。文学に馴染みがなく、以下の小説に目を通したことがないという方は、ぜひ試しに手に取ってみてください。

 文学の楽しみを知って自分の世界を広げたら、あとは自ら書店に脚を運んで、知的好奇心を思う存分に発散させてください。

 


 1、村上春樹世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド
 

  もはや日本を代表する小説家として不動の地位を確立している村上春樹。海外でも文学界のビートルズとまで言われるほど人気があります。
 この小説の物語は、高い壁に囲まれ、外界との接触がない閉ざされた街で、そこに住む一角獣たちの頭骨から夢を読んで暮らす<僕>の物語 [世界の終り] と、老科学者により意識の核にある思考回路を組み込まれた<私>が、その回路に隠された秘密をめぐって活躍する物語 [ハードボイルド・ワンダーランド] が、交互に展開されていきます。複雑な内容と構成ですが、二つの物語が同時進行していくおかげで読んでいても飽きることがありません。またすぐれたユーモア感覚や若々しい感性もフィットしやすいのではないでしょうか。
 ネームバリューのせいで敬遠されがちなところもありますが、現存する小説家の中では世界規模でトップクラスであることは間違いないと思います。文章は読みやすく物語は新鮮で、非常に魅力的な内容となっています。おそらく読書嫌いな人でも、素直に小説を楽しむ体験ができるでしょう。この作品は文庫本で上下セットと長めですが、やっぱり最初は短めのものがいい……という方は『風の歌を聴け』を選ぶのもいいかと。白昼夢を見ているように、日常を離れた数センチ上を浮遊するような不思議な感覚をもたらします。ぜひその独特の小説世界を堪能してください。

 

 
 2、川上未映子『ヘヴン』
 

  現代日本文学のなかでは人気作家の一人でしょう。この方は『乳と卵』で芥川賞を受賞されています。管理人は他の作品にあまり馴染みがないのですが、この『ヘヴン』だけは一読して抜群に良いと感じました。物語の舞台は中学校で、登場人物たちも中学生です。しかし単なる学園ドラマとは一線を画します。内容はどこまでもシリアスで冷ややか。モチーフとして虐めを扱っており、それぞれ集団社会における人間的な葛藤を抱えながら、強者と弱者の相容れない理屈などが、非常に現実的な目線で論理的に展開されていくさまは、現代人の内に潜む問題の核心にじかに触れてきます。とても読み応えのある作品です。
 文章の瑞々しさを表す、その思考や感性にどこか颯爽としたところがあるので、若者にはハマりやすい気がします。個人的に、この作家にはいわゆる「意識の流れ」という文学的手法に通ずるものがあると感じます。物語もちょうどいい長さで、若者が共感しやすい土壌も揃っているように思うので、ぜひオススメです。


 
 3、太宰治人間失格
 

  これはおそらく読書習慣のない人でもご存知の作家とタイトルなのではないでしょうか。率直にいえば、鬱屈とした心情を抱えているティーンエイジャーにとっては身につまされる内容の書物です。良くも悪くも、そこに描かれている物語に若者は強い共感性を見出して影響を受けるでしょう。
 あらすじとしては、大庭葉蔵という一人の男の苦悩に満ちた人生が、三つの手記による独白のような形をとって語られていきます(ただし、最初の”はしがき”と最後の”あとがき”は第三者の目線で書かれます)。少年時代から青年期にかけての時間の流れとともに、さまざまなエピソードを交えて進行していくので、非常に読みやすいかと思われます。なにより、そこに書かれていることが(おそらく)誰にとっても真実めいたものに映って、自分をあばかれていくような感覚が面白いとさえ感じられるでしょう。自分は周りの人間とどこか違う、世間に馴染めないはぐれものだ……という疎外感を抱いている若者には、特殊なバイブルとなる本かもしれません。どちらにしろ読んで損はない名作なので、ぜひ手にとってみてください。

 


 4、東野圭吾白夜行
 

  現代日本のミステリー作家の中ではかなり有名な方。読書に馴染みのない人にも比較的読まれている印象があるジャンルなので、選ばせてもらいました。ドラマや映画にもなってヒットした、200万部以上売れているベストセラー作品です。管理人は普段あまり手を出さないタイプの小説なのですが、これは読んでみて面白いと感じました。

 あらすじは、19年前に大阪で起きてそのまま迷宮入りになった質屋殺しの事件を軸に、被害者の息子・桐原亮司と容疑者の娘・西本雪穂による、その後の悲劇的な人生を、なぜか二人の周囲で頻発する不可解な凶悪事件を挟みながら、淡々と描かれていきます。その数奇な出会いと残酷な運命によって引き裂かれる人の心に、思わず身震いしてしまいます。
 一見ありがちな設定にみえますが、映像化されてヒットしたのが頷けるくらい、非常によく出来たドラマ仕立ての小説です。とかく悲しい内容ですが、人間の有り様がよく描かれていて面白いです。

 


 5、宮部みゆき模倣犯
 

  おなじく日本のミステリー&サスペンス作家では名の知れた方の作品。文庫で全5巻という初心者には向かない長めの小説ですが、人によっては読書の喜びを知る機会になりうる作品かと思われます。まずは1巻を読んでみて、続きを追うかどうか考えましょう。
 大まかなあらすじとしては、「天才」を自称する犯罪者の暴走を描いたサスペンスです。それぞれ段落別に、被害者・加害者の両視点からひとつの事件を描いた特異な内容となっています。東野圭吾の『白夜行』同様、人間模様がよく描かれていますし、込み入った設定や事情をていねいに読み解いていくのも一興かと思います(それがサスペンスの醍醐味かもしれませんが)。人によっては読破するのが疲れるかもしれませんが、とりあえずとっかかりに触れてみるだけでも十分です。ちなみにこれもドラマ・映画化されていますので、興味のある方はそちらもチェックしてみてはどうでしょうか。

 


 6、J・D・サリンジャーライ麦畑でつかまえて
 

  世界中の若者のバイブルとして現在も支持されつづけている青春小説の古典的名作。ジョン・レノンを射殺したマーク・チャップマンや、ロナルド・レーガンを射撃したジョン・ヒンクリーが愛読していたことで、曰く付きの小説になってしまいましたが……。作者のJ・D・サリンジャーは後年にかけて表舞台に出てこない隠居生活を徹底して続けており、謎めいたカリスマ的存在として世間に認知されていました(2010年1月27日、永眠)。
 あらすじとしては、ホールデン・コールフィールドという17歳の少年がクリスマス前のニューヨークの街を孤独にさまよう、という話です。随所でいろいろなエピソードが挿入されますが、ほとんどが主人公の精神論的な独白で埋めつくされている印象です。そういう意味では、太宰治の『人間失格』とも通ずるところがあるかもしれません(哲学的と評することも可能でしょうか)。
 非常にクセのある文体で好き嫌いが分かれそうですが、内容自体はとてもいいので、一度ハマればのめり込んでしまう小説です。持ち味は、若者特有の神経症的なイノセンスでしょうか。誰のどの小説とも似ていない唯一無二のオリジナリティを発揮しているという点でも、すぐれた文学作品であるといえます。

 個人的には、文学に馴染みのない方は村上春樹訳のほうをオススメします。そちらの方が読みやすいかと思うので。


 
 7、トルーマン・カポーティティファニーで朝食を
 
  

  天才作家として世に名を馳せた存在。才能を持つものというのは、こういう人のことを言うんだろうと思わず頷かされます。サリンジャーとともに未だにそのカリスマ性は衰えません。
 本作はオードリー・ヘップバーン主演で映画化されたことで有名ですが、原作の小説も素晴らしい内容となっております。主役はホリー・ゴライドリーという若き女性で、彼女がニューヨークの街を舞台に自由奔放に生きる様が、作家志望である主人公の目線で描かれています。この瑞々しく物哀しい世界観は病みつきです。
 サリンジャーもそうですが、物語云々よりかは独特の文体を体感することに意味があるように思われます。なので、早い話いちど手にとってみて実際に目を通すのがいいでしょう。やはり天才と称されるだけあって、美しい文章の至るところに才能の発露がみられます。持ち味は、幻想的な比喩と登場人物たちのストレンジな感性と緊張を和らげるユーモア。風景描写も緻密で、細部に凝っています。ちなみに新潮から出版されている文庫本は短編集で、全部で五つの話が収録されています。どれも素敵な話です。

 
 8、チャールズ・ブコウスキー『町でいちばんの美女』
 
  

  これは管理人の個人的な推薦ですが、行儀のいいような体裁の文学ばかりじゃなくて、もっと世間から大胆に逸脱したものが読んでみたいという方にオススメの作品です。酒・女・金という禁忌三原則をこれでもかと破りとおしてしています。しかし、ただ下品なだけに終わらず、噓いつわりを嫌うような視点から、独特の物悲しさが描かれてもいます。ブコウスキーの作品はすべてが地続きというか、どの小説を読んでも結局、酒・女・金にまつわる物語が展開されていきますが、なぜか読んでいて飽きることがありません。平易な文体で書かれており、同時に人間心理の根本を突いてくるような鋭さがあるためでしょう。まるで放浪する路上生活者の目で世間を眺めているかのような、あるいは世界の果てから俯瞰で物事を見ているかのような感覚……。なんてタフな世界なんでしょうか。そこには妙な爽やかさがあります。
 『ありきたりの狂気の物語』『詩人と女たち』とどれもオススメです。
 
 

 

誰もが楽しめる 洋画の名作 〜 シリーズもの・ベスト10 〜


 誰もが楽しめる 洋画の名作 ~ シリーズもの・ベスト10


 
 1、バック・トゥ・ザ・フューチャー・シリーズ ☆☆☆☆☆
 
   

 もはや説明不要のSFアベンチャー映画の名作。映画の面白さを知るならまずこれ、という作品。難しいことは考えず、ひとまず鑑賞してみましょう。手放しで面白いと叫べる数少ないエンターテインメント作品となっていますので、完膚なきまでにあなたを楽しませてくれるはず。一作目を観たら続編を追わずにいられなくなること必須です。シリーズ前作とも素晴らしい出来なので、まだ観たことのない方はぜひ。


 
 2、ジュラシック・パーク・シリーズ ☆☆☆☆☆
 

 

 巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督による恐竜映画の傑作。モンスターパニック映画の中では代名詞的存在です。そして現在も続編が制作中。ダイナミックな映像による壮大な世界観もさることながら、メリハリの効いた物語の構成と何気ない会話の軽妙さに、最後まで飽きることなく鑑賞できます。まさに映画の醍醐味を教えてくれる名作といえるでしょう。家族でも楽しめる作品なので、ぜひ。


 
 3、ホーム・アローン・シリーズ ☆☆☆☆☆
 
 

 マコーレー・カルキン主演のハートフル・コメディ映画。個人的には彼の大ファンなので、猛推奨させていただきます。クリスマスの家族旅行でひとり自宅に取り残されたマカリスター家の末っ子・ケビンが、留守宅を狙って空き巣を働こうとする泥棒たちをあの手この手で撃退します。8歳の子どもとは思えないその天才的な手法の数々に脱帽。ここまでユーモアと感動を率直に表現した映画を他に知りません。大人は子どもだましだと感じるかもしれませんが、それでもストレートに楽しめる作品。見終わった後はなんだか幸せな気分になれます。この映画を観て、凝り固まった頭と心をほぐしましょう。


 
 4、ターミネーター・シリーズ ☆☆☆☆★
 

 

 言わずと知れたSFアクション映画の代表格。監督は『タイタニック』や『アバター』のジェームズ・キャメロン。細部に至るまで非常に緻密につくられており、そのリアリティのある設定に思わずのめり込みます。シリーズでは特に2が抜群の出来です。文句のつけようもありません。個人的に3以降はあまりオススメできませんが……。息を呑む怒涛の展開でハラハラドキドキさせた後は、しっかりと感動させてくれます。観るものの好奇心を満たしてくれる永遠の名作。オススメです。


 
 5、グレムリン・シリーズ ☆☆☆☆★
 
 

 もしかしたら今の若者には知られていないかもしれないSFブラックコメディ映画。主役は「ギズモ」という名前の可愛らしい架空の生物(モグアイ)です。チャイナタウンの骨董店から引き取られて、ペルツァー家の純情息子ビリーに飼われることとなるギズモですが、譲り受ける時に店の少年と交わした3つの約束が破られたとき、街を大混乱に巻き込む大騒動が勃発して…という内容。古き良き映画といった雰囲気で、物語自体がしっかりしているおかげで安心して観ていられます。ギズモの魅力に抗うことはできません。知らない方はぜひ一度、ご鑑賞ください。


 
 6、ゴーストバスターズ・シリーズ ☆☆☆☆★

 

 社会現象を巻き起こすほどに大ヒットしたSFコメディ映画。印象的なテーマソングが有名ですね。四人の冴えない男たちが幽霊退治にニューヨークの街を駆けずり回ります。2016年には主役の四人を女性に変えたリブート作品が公開されて話題になりました。ありそうでなかった設定に、テンポよく展開していく物語、魅力的な登場人物たちによるユーモアの効いた会話…。やはり一昔前の映画は味があって細部へのこだわりが光ります。個人的にはちょっと間抜けなルイス・タリーのキャラクターが好み。彼はこの映画の重要なスパイスです。1&2をまとめて是非。


 
 7、トイストーリー・シリーズ ☆☆☆☆☆

 

 アメリカの大手アニメ制作会社ピクサーによるファンタジー映画。非常によく作りこまれたアニメーションですので、大人子ども関係なく楽しめる仕様になっています。ウッディとバズの名コンビを軸に、愉快な仲間たちとの掛け合いは絶妙。物語の構成も充実していて、退屈することなく波乱万丈に進んでいきます。泣ける要素も満載。食わず嫌いで敬遠している方もこれを機にぜひ。


 
 8、スパイダーマン・シリーズ ☆☆☆☆★
  
 

 2000年代におけるヒーロー映画の中ではX-MENにも勝る出来。主人公のピーター・パーカーを演じるトビー・マグワイアがはまり役で良いです。平凡な日常と非日常がうまく絡み合って、物語を盛り上げてくれます。ダイナミックな映像の連続も迫力満点。素直に面白いと頷けるエンターテインメント作品です。注意 『アメイジングスパイダーマン』の主演はトビー・マグワイアではありません。彼が出演しているのはノーマルの『スパイダーマン』シリーズの方になります。


 
 9、ネバーエンディングストーリー・シリーズ ☆☆☆★★
 
 

 現世代における知名度でいえば『グレムリン』以上に低いとおぼしき、冒険ファンタジー映画の隠れた名作。このまま忘れ去られることを恐れて紹介させてもらいます。原作はミヒャエル・エンデによる児童文学『果てしない物語』。映像は古いですが、肝心の内容はなかなかよく出来ています。物語の質がいいです。ファンタジーの要点を押さえた、どこか夢見心地にさせてくれる話。現代の映像技術を駆使してリメイクしたら、意外と素晴らしい出来になるんじゃないでしょうか。個人的にはぜひとも復刻してもらいたいです。あなたもファルコンに乗った気分で、映画の世界に浸ってみませんか?


 
 10、ハリーポッター・シリーズ ☆☆☆★★
 

 こちらも大ヒットして社会現象を巻き起こした王道ファンタジー映画。公開当時は、久びさに本格ファンタジー映画が来たな…と胸が高鳴りました。原作の小説も世界中で飛ぶように売れましたね(今や著者のJ・K・ローリングエリザベス女王より資産を持っていると噂されているようです……)。おそらくはなんとなくでも存じ上げている方が多いと推測して、内容の説明は省きますが、登場人物たちを演じる俳優たちが現実に大人に成長していく過程も同時に見られるのが、この映画の肝ではないかと私は思います。そしてそれに伴い物語もより複雑にダークなものへと変化していきます。子どもの世界から大人の世界への変換を表しているかのように。それから、個人的にはとくに映像の綺麗さに注目したいです。それこそが世界観の美しさを際立たせていると感じます。非常にマッチングしていてリアルとCGの区別がつきません。壮大なファンタジー・サーガに浸りたい方はオススメです。
 
 

 

 

管理人からのご挨拶

 

 こんにちは。管理人の者です。

 名前はまだないので(夏目漱石は敬愛する作家の一人です)、ひとまず編集長と名乗らせてください。
 

 二週間くらい前に一度はてなブログでサイトを立ち上げましたが、このたび新調しました。
 ご挨拶がてら、恐縮ながら制作理由や運営方針などについて述べさせていただきたいと思います。
 
 現在はまだ勝手がよくわからず、各ページともお粗末な装いですが、試行錯誤しながら徐々にバージョンアップしていく所存でいますので、何卒よろしくお願いします。(でも、もしかするとシンプルなままでいくかもしれません)
 
 まずはわたくしの自己紹介から、簡単に。
 
 性別:男
 年齢:30歳
 住まい:東京都と東海地方を行き来。また、国内外の至るところに出没。
 職業: IT関連(+株式投資について勉強中)
 趣味:読書、映画鑑賞、音楽鑑賞、その他・芸術全般、情報収集、語学、旅行、ワイン、散歩
 
 性格はかなり温厚で、すこぶるシャイですが、けっこう頑固な面もあります。普段はたいがい愛想笑いのようなものを浮かべています(ニヤニヤするな、と忠告を受けることもしばしば)。基本は真面目だと思うんですが、ときどき急にスイッチがOFFになって「何もしたくない」状態になることがあり、そういう時はだいたいお酒を飲んで寝て忘れます。現実でもネット上でも人見知りをする、きわめて個人主義の人間ですが、まったくコミュニケーションが取れないわけではないので、よろしくお願いします。
 
 自分を率直に表すと、それに人生を費やしたいと考えるほど筋金入りの芸術信奉者であり、また身につけた妙な情報収集癖によって日々新しい物事を漁りつづける、へんくつで物好きな人間です。若干の方向音痴をわずらった旅人でもあります。

 しかしどちらかといえばインドア気質で、とかくエンターテインメント系が大の好物であります。ただ、親しい友人らと楽しく食事するのも好きです(ちなみに苦手な食べ物は銀杏)。
 このサイトはいわば、長い歳月をかけて費やされてきた趣味の延長線上に生まれました。
 
 私は物心ついたときから音楽・文学・美術・映像に至るまで、古今東西のさまざまな作品群に魅せられてきました(初めての出会いは手塚治虫の漫画でした)。
 七転八倒の人生をその節々で大いに救ってくれたのが、他でもない芸術であり、大げさにいえば、優れた作品たちに触れている時にだけ、本当の自分を見出し、ごまかしのない広い世界を発見できると感じてきました。
 
 この『Another Tempest』というサイトは、芸術(エンターテインメント関連)に関する記事を中心に運営を成り立たせるつもりでいます。気に入った書物や映画や音楽を自分なりの言葉でひっそりと紹介していきながら。そのかたわら、日頃から関心のある物事や自分の日常を交えた雑記も合間に綴っていこうと思っています。
 
 いろいろと不器用で、そのくせ情熱ばかりがありあまる、まだまだ若輩者の私ですが、偶然にもこのサイトへ立ち寄った方々に、自分の人生を豊かにするきっかけを見つけてもらえるような、そんな機会を提供できる素敵な場所になればいいなと密かに願いつつ、地道にコツコツとやっていきたいとおもいますので、どうぞよろしくお願いします。
 今のところなかなか日々に余裕がなくて、交流の時間を確保するのが難しいかもしれませんが、対応できるときは積極的にしていく所存ですので、どうか仲良くしてやってください。(無愛想にうつるときもあるかと思いますが、ただのコミュ障ですので、大目にみてやってください。あと、サイトは不定期での更新となります)
 
 ちょっと味気ない(というか、堅苦しい)内容になってしまったかもしれませんが、これにて管理人の挨拶を締めさせていただきます。ご拝読、ありがとうございました。
 
(慣れたら、もう少し砕けた内容で綴ることができるかと思います…)
 
 
 では、また。