Another Tempest

孤独な風来坊である管理人が、さまざまな物事に勝手気ままなことを言いながら、エンタメ情報を発信するブログです

英作家ジェーン・オースティンにまつわるニュース

 

 先日、ネットニュースをチェックしていたら、こんな記事が目に入ってきました。
 


 英作家ジェーン・オースティン、結婚を2度偽装か
 

www.jiji.com

 


 これはイギリスの近代文学を代表する女性作家のひとり、ジェーン・オースティンが没後200年ということで、そのイベントの一環として、イングランド南岸にあるハンプシャー州の公文書館が、作家自筆の「偽の婚姻届」2通を公開するという内容のものなんですが。まあ、婚姻届の偽装といっても、オースティンがまだ十代の少女だった頃のことらしいですけど。いたずら好きだった一面を知ることができると……。お茶目ですね。
 


 作家にまつわるこういうニュースをときどき目にする度、度なんだかほっこりした気分になります。
 たまに過去の醜態をさらすようなものもあって、わざわざそんな事実を掘り下げなくても……なんてモヤモヤした気持ちになることもありますが。(中島らも大麻取締法違反で逮捕されたときも、同じような印象を持ちました。そんな今更……というふうに)
 去年だかに、高校時代の村上春樹による図書カードの貸し出し記録が発見されたと話題になりましたね。ちょっとした問題というか……。


 
 でもジェーン・オースティンに関するニュースは初めて見たので、思わず、おおっ、と唸ってしまいました。私はもちろん彼女のファンです。『高慢と偏見』や『エマ』、『マンスフィールド・パーク』など素敵な小説が沢山ありますよね。


 
 これまで似たようなニュースでいちばん面白かったのは、なんだったかな……と振り返ってみたんですが、結局うまく思い出せませんでした。残念。サリンジャーとかガルシア・マルケスの訃報が届いた時のショックは思い出せるんですが。ギュンター・グラスとか。なぜ人は悪い時のことばかりを憶えているんでしょうか。不憫な生き物です。
 


 全然関係ないですが、作家に関する小話の中でこういうものがあります。ノーベル文学賞を受賞したアメリカの作家、ウィリアム・フォークナーに関するものです。
 彼はノーベル文学賞の授賞式の時に娘のジルを連れて出席し、素晴らしい演説を行なって拍手喝采を浴びた……と人びとには鮮やかに記憶されているんですが、でも実際の事実は少し違っていて、本当は授賞式に行きたくなくて泥酔していた彼を、娘が無理やりに引っ張っていったらしいです。
 偉大な作家であるのに、なんだか子どもっぽいところもあって、人間味が感じられていいなと思いますよね。また、それにもかかわらず、嫌々ながらも行なったはずの演説が素晴らしい内容になっているんですから、大したものです(なんだかんだいって、ちゃんと用意していたんでしょうけどね)。
 


 それでは、また。